欄造multi
欄造multi 1.0a3（実験版）欄造multi（らんづくりマルチ）は、シンプルな表形式のリストを作成するソフトウェアである欄造に、セル内複数行対応を施したものです。
現在、実験版をテスト公開中です。ご意見、ご要望、障害報告等ありましたら、メールまたはアンケートにてお寄せください。
実験版は、より多くの方に評価をして頂き、今後の開発の方向を（中止も含めて）検討するために公開するものです。従いまして、正式公開は未定です。本ソフトウェアはフリーウェアです。無償でご利用いただけます。
本ソフトウェアはMac OS X（10.2以降）用です。
本ソフトウェアはユニバーサルアプリケーションです。Intel Mac、PPC Macいずれでもネイティブに動作します。
注）画面は1.0a1のものです。最新版とは異なる場合があります。
○ソフトウェアの説明
- 欄造をベースに、セル内複数行対応を施したものです。
- セル内複数行対応以外は、欄造と同等です。（操作方法も同一です。）
- セル（行）高さは、以下の２種類の方法で変更可能
・セル内行数（の最大値）に応じて自動調整。
・手動でリサイズ。
- 複数行オプションの設定は「操作＞文書設定...」メニューで表示されるダイアログの「拡張機能」で行います。
- 複数行を実現するため、セル部分は新規に作り直しています。そのため、安定性および互換性は十分ではありません。
- 一部機能は未実装または動作が不安定です。具体的には以下の通りです。（これらは順次対応の予定ですが、スケジュール等の詳細は未定です。）
・枠線の種類は「破線・実線」のみ実装済です。
・チェックボックスをクリックしても、チェックが変化したりしなかったりします。その場合は、再描画ボタンを押して下さい。
・一列挿入時、セル入力状態だと挿入した列に値が入力されてしまいます。列挿入時は、まずヘッダ上部にある領域をクリックして、セル入力状態から抜けて下さい。
・その他、互換性の確保および仕様拡張が十分でないことによる機能不全が含まれる可能性があります。
- セル複数選択時、欄造ではセル背景がハイライトカラーで表示されますが、欄造multiではセル枠が指定したカラーで表示されます。
- 全般的に処理が重くなっています。その関係で、画面の再描画を最小限に抑えているため、逆に、必要にもかかわらず、再描画がかからない場合があります。アクションの結果が反映されなかったり表示が乱れたりする場合は、ウィンドウ左上部に暫定的に「再描画」ボタンを配置していますので、押してみて下さい。なお、高速化については鋭意検討中ですが、現状、劇的な改善は望めそうにありません。
- 各種設定（オプション）をデフォルト値以外に変更した場合等で、表示が崩れる可能性があります。
- 初期設定ファイルは欄造と共通です。
○書類の互換性について
- 欄造の書類はそのまま開くことができます。
- ただし、その場合はセルの設定が「シングル」になります。複数行にしたい場合は、前述のオプション指定ダイアログで、マルチを選択して下さい。
- 既存の書類を開く場合は、コピーを作成して、それを開いて下さい。
- 欄造multiで保存した書類を欄造で開くことは可能ですが、推奨はしません。（行高情報は反映されず、複数行は最初の行だけが表示されます。）
○更新履歴
v1.0a3
・ベースを欄造2.0b1に変更した。
v1.0a2
・行高および列幅の変更時、セル部分はリサイズ確定（マウスボタンを話した）後に再表示するようにした。
・再描画が発生しないケースを逓減した。
・小数点揃えに対応した。
・URLに対応した。
・キーによるセル間移動に対応した。（ただし、Returnキーはセル内改行に使われるため、設定しても機能しません。）
・印刷に対応した。（ただし、現状「レイアウト優先」モードでは、複数行のセルは全て左揃えとなってしまいます。）
・複数セル選択時の選択枠カラーを指定できるようにした。
（設定は「操作＞文書設定...」メニューで表示されるダイアログの「拡張機能」で行います。）
・フォントサイズを変更した場合、行高自動調整のときは、行（セル）高さを調整するようにした。
・行（セル）高さをデフォルトから変更した場合に、セル座標（位置）表示がずれる不具合を修正した。
・コンテキストメニューの「アクセス」は、url列のみにした。
・行／列の挿入／削除／ソートを行うと、チェックボックス列の値が正しく保持されない不具合を修正した。
v1.0a1
・実験版 新規作成（欄造 1.6.3をベース）
○注意事項２
- 欄造v1.6.1d1、欄造multi 1.0a2以前をご利用になっていた場合、起動時に指定した書類が開かなかったり、書類フォルダが見つからなかったりする可能性があります。その場合は、「環境設定」で指定する書類名やフォルダ名を確認し、文字化けを起こしていた場合は、お手数ですが、再選択して頂けますよう、お願いします。
【解凍についてのご注意】
ファイルは、ディスクイメージ形式で作成されています。（StuffIt形式ではありません。）
（ダウンロード後に自動でマウントされない場合はdmgファイルをダブルクリックしてマウント後、）ウィンドウが開きますので、指示に従ってアプリケーションフォルダにドラッグしてください。
