ソフトウェアの説明
【概要】
calePrint nanoは、FD/CDケースサイズのシンプルなカレンダを印刷するソフトです。
【特徴】
- カレンダ印刷機能
・フロッピーディスク（FD）ケース、コンパクトディスク（CD）ケースサイズのどちらかを選択可能。
・開始年、開始月を選択可能。
・切断線は、トンボ／実線／破線を選択可能。トンボを選べば、切断線が切断部に残りません。
・5週分に収まらない日は、5週目に併記／1週目に記載を選択可能。
・週の先頭は、日曜日／月曜日を選択可能。
・曜日は、日本語／英語（大文字、小文字）を選択可能。
・年月の位置は、左端／中央／右端を設定可能。
・前月と翌月の小カレンダを設定可能。
・祝日名は、あり／なしを設定可能。
・任意の記念日を設定可能。なし／あり／あり（内容を表示）／あり（内容を表示＆背景色指定）を選択可能。
・枠線の太さは、極細線／1〜3ポイントを設定可能。
・背景画像を設定可能。
・文字は、フォント／サイズ／色を選択可能。
・印刷範囲は、一年分／A4一枚分を選択可能。（A4一枚あたり、FDサイズなら6月、CDサイズなら2月分を印刷します。）
・個々のプリンタの特性に合わせ、印刷サイズを微調整可能。
- オプションパラメータ保存機能
・カスタマイズした結果をデータセットとしてファイルに保存可能。
【制限事項】
- 極細線は、プリンタの解像度が360dpi以上の場合にのみ対応しています。現在流通している殆どのプリンタでは問題ないと思われますが、一部の旧型プリンタでは正常に印刷できない場合があります。
- 祝日名や記念日の内容が升目に収まるかの検証は行っていません。また、折り返しの機能もありません。はみ出させたくない場合は、文字サイズや文字数を調整する等して下さい。
- 印刷後はプリンタドライバが起動されたままになる場合があります。手動で終了して下さい。
- データセット保存時、背景画像はファイル／フォルダの場所のみを記録します。（画像自体は保持しません。）もし、データセット保存後、画像ファイル／フォルダを削除したり移動したりした場合は、背景なしとして処理されます。
- 検証は限られた環境で行われています。そのため、プリンタ（ドライバ）の機種によっては正しく動作しない可能性があります。動作レポート（またはバグレポート）を頂ければ幸いです。
- 全般に、取り消し(Undo)の機能には対応していません。
【カレンダについて】
- カレンダ計算には修正ユリウス日を使用しています。そのため、1858年11月17日以降であれば原則としてカレンダを作成することができます。
- 祝日は、祝日法が制定された1948年以降に対応しています。それ以前では、祝日をありにしても表示されません。
- 本ソフトでは、春分の日／秋分の日は計算により求めていますが、実際のそれは政府により毎年決定されるため、ずれる可能性がない訳ではありません。
【CDサイズについて】
- 一般に「CDサイズのカレンダ」とされるものには、数種類あるようです。
- 本ソフトでは、以下の３種類に対応しています。
説明 紙の幅x高さ 本ソフトでの呼称 カレンダ専用ケース 13.0x12.9cm 13x13cm 音楽CDケースサイズのカレンダ専用ケース 11.9x13.8cm 12x14cm 音楽CDケースそのもの 12.0x12.0cm 12x12cm
【画像ファイルの判定について】
- 背景画像ファイルの判定は、拡張子により行っています。具体的には以下のとおりです。画像ファイルであっても、判定条件を満たしていない場合は画像として認識されません。
拡張子：pict=pict/pic/pct, jpeg=jpe/jpeg/jpg, gif=gif, png=png, photoshop=psd, tiff=jfx/tif/tiff
【前月と翌月の小カレンダについて】
- v.1.1より、前月と翌月の小カレンダを、上部に配置する機能を追加しました。
- ポップアップメニューの「前月と翌月」で指定します。（初期値は「なし」になっています。）
- 配置は、年月の表示位置に連動します。（中央なら左右に配置、右／左なら反対側に並べて配置）
- 週の先頭／曜日の表記、およびフォント名とカラーは、当月の設定が適用されます。
- フォントサイズは固定です。また、位置や文字間隔を微調整する事はできません。
- 曜日を英語にした場合、大文字／小文字に関わらず、2文字形式（例：Su）になります。
- 小カレンダを配置すると、当月の表示領域は小さくなります。
【月ごとに背景画像を設定する機能について】
- v.1.2より、月ごとに背景画像を設定する機能を追加しました。
- あらかじめ、背景画像ファイルを各月分用意し、フォルダにまとめておく必要があります。
- 画像ファイルのファイル名は、1〜12である必要があります。
- 割り当ては、ファイル名と同じ月に対して行われます。欠番があった場合は、直前の画像が適用されます。
（例えば、1と7を用意した場合、1〜6月は1、7〜12月は7が適用されます。） - ポップアップメニューの「背景」で、ありを選択して「読込...」ボタンを押すと、まず、ファイル／フォルダ選択ダイアログが表示されますので、フォルダを選択します。その後、画像を収めたフォルダを指定します。
- 画像の配置は、対象月を変更する事で確認できます。また、プリントを実行して、ダイアログ上で「PDF＞プレビューでPDFを開く」を選択することで、一括して確認する事も出来ます。
【インストール方法】
- 本ソフトのアーカイブファイルをダブルクリックして下さい。
- ディスクイメージがマウントされ、ウィンドウが開かれます。
- 指示に従ってアプリケーションフォルダにドラッグしてください。
- デスクトップ上から起動したい場合は、エイリアスを作成してデスクトップに置いて下さい。（または、ドックに格納して下さい。）
【アンインストール方法】
- インストールしたアプリケーションを、ゴミ箱に捨ててください。
- 「calePrint nano初期設定」フォルダをゴミ箱に捨ててください。以下の場所にあります。
・ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Preferences/
- ファイル保存した場合は、「calePrint nano」フォルダを、ゴミ箱に捨ててください。下記フォルダ内にあります。
・ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Apprication Support/
以上で終了です。